先日先輩と桃の節句話をしていて驚いたことがありましたのでここに書き記します。
タイトルにあります、「節句」(せっく)って、そもそも何ぞなもし?(黄レンジャー風に)
簡単に言うと「 季節の節目となる日 」で邪気を祓うための行事として奈良時代に中国から伝わったようです。
◆ 日本の五節句 ◆
1月7日・・・人日の節句 (七草の節句)
3月3日・・・上巳の節句 (桃の節句) ※じょうしの節句・旧暦3月の最初の巳の日こと
5月5日・・・端午の節句 (菖蒲の節句)
7月7日・・・七夕の節句 (星まつり)
9月9日・・・重陽の節句 (ちょうようの節句・菊の節句) ←ここ重要 ※
で。
ですね、問題は 9月9日 重陽の節句 (ちょうようの節句) ですよ。
私は先輩の話聞くまで知らんかったとですよ。(マジで)
さらに書きますと、この9月9日ですが実は旧暦の9月9日を指していて、現在の10月中旬ごろにあたりの行事なわけです。
まさに菊が美しく咲くときで、栗や月に見立てた里芋の料理などが振舞われるのはこんな所から。
栗ごはんおいしいですよね!
重陽の節句は長寿や無病息災を願い、菊を用いた行事食で楽しむわけです。
(どうやら秋茄子もこの中に含まれるようです)
日本人は菊好きですよね。天皇の菊花紋章、パスポートにはででん。と。(^-^)
ちなみにお月見(十五夜)は、9月17日(2024)となっています。
菊を愛でたり、季節のもを頂戴し、秋の月を愛でたりと、日本の風習は言葉どおり風情がありますね。
私? 私は食い気が勝ちます(笑)